なるべく小さな幸せと

雑多な日常置き場

変わるもの、変わらないもの。

そう言えばブログ登録したまま忘れてたなって思い出して開いたらほぼ2年放置。

いやー、こんなにほったらかすとは思ってなかったよねー自分にびっくり。


仕事が忙しくて、そりゃーもう忙しくて、仕事しかしてないなって日々が数ヶ月続いたあたりから、「これは終わりが無いなー、ずっとは頑張り続けられないなー、しんどいなー」って思い始め、転職を考えたのが一昨年の秋ぐらい。

そこから案の定というか、毎日毎日5時間くらい残業したり、帰ったら日付変わってるみたいな日も月一くらいであったり、残業が月100時間超えるのが当たり前(ほぼサービス残業)になって、こんな仕事やってられるかー!!と転職活動をちまちまし続けて、今年2月から新しい職場で働き始めたわけです。


仕事が変わって、平日休みから週末休みになって、家に帰るのも夜中からまだ明るいくらいの時間になって、随分と生活が様変わりしたなぁと思う。

帰る時間が安定したら、楓麿が俺の帰りを察するようになり、だいたい時間になるとベランダの前で待機するようになったらしい。

前は帰るのが夜中じゃ他の部屋の迷惑になるからって遊んでもあげられなかったけど、今は帰ったら構ってあげられるのは転職してよかったと思うことの一つ。

まー、とは言え、試用期間も過ぎたし夏までは忙しくて部署全体で残業が増えるみたいだから、また帰りが不規則になるかもしれないけど。

それでも終わりが見えなかった前職に比べたら、ある程度終わりが見えてるし定時で帰る日が無いわけでもないからだいぶマシ。

収入は減ったし、平日休みが無くなって不便もあるけど、まぁでも概ね転職してよかったなと思う。


ところで2年前の最後の日記で楓麿の体重書いてたんだけど、今は11kg弱くらいかな。

フィラリアの薬の大きさのボーダーが11.3kgだから体重管理なかなか大変。

とは言え、1年半くらいこの体重キープしてるんだから飼い主さんの管理能力を褒めて欲しいもんだよねわーすごい偉い偉い!

元気でちょいちょい悪戯っ子で、甘えん坊で、大人になってきたようなそうでもないようなそんな日々。

まだ2才だもんねー落ち着くのにはまだ数年かかるよね。

元気でいてくれ、俺の癒し。



わんこ成長中。

夏も近付き、毎年必須のフィラリア予防。

楓麿は夏の終わり生まれで秋に我が家に来てるので、お薬飲ませるのは今年が初めてなんだけど、それより気になるのは体重測定である。

 

生後9ヶ月を過ぎ、成長が緩やかになったように感じるものの、ちゃーんと大きくなってるんだよなぁと日々実感しているわけだけど。実際に体重測ってみない事にはどのくらい大きくなったかはわからんよね。

2ヶ月くらい前に我が家で測った時はだいたい7kgくらいで、もうすぐベル(先代犬ビーグル)を超えるなーって思ってたんだけど。

 

楓麿(9ヶ月)の体重 8.7kg

 

おー。

ベルがだいたい7後半から8前半だったから、もう超えちゃったねーって。

まだもう少し大きくなるだろうから、10kgちょいくらいにはなるのかな。

標準的なコーギーからするとやや小柄くらいで落ち着くような気がする。

最初の頃に寄生虫がいたりしてなかなか体重増えなかったのもあって、そうなるかなーって。

フィラリアの薬は体重で大きさが変わるから、たまに確認しないといけないかな。

ここで成長が止まってくれると抱っこも楽だしありがたい……なんて思わないでもないけど、でもちゃんと健康に育ってくれるならそれが一番。

コーギーをお迎えした時点である程度大きくなるのは想定してるからいいのです。

肥満でなければそれでよし。

早く大人になれたらいいねー。

愛すべき愚か者に手を焼く日々。

 

今日はあんまり残業しないで早めに帰れるぞー!っと心無しか足取り軽くお家に帰ってきたところで、最初に親から聞かされた報告。

 

「今日仕事から帰ってきたら楓麿がペットシートぐしゃぐしゃに丸めててさー」

 

あちゃー。やっちゃったかー。まぁよくある事だけども、この親の何とも言えない声音。何よりも真っ先に聞かされる報告。なんだか嫌な予感がする。

 

「しかもペットシートの無いところでおしっこして、水溜りの上に寝そべってたんだよね」

 

やっちまったかー!

いや、て言うか水溜りの上で寝そべってた?

え、なんて!?

 

「なんかもうしっかり濡れてて、一応除菌シートで全身拭いてみたけど、ちょっと臭い嗅いでみて」

 

えー。

えーーー。

うーん、触った感じは乾いてる。別に濡れてはない。

嗅ぐの?どこを?どこから?

取り敢えず無難にうなじあたりから嗅いでみる。

 

ふむ、なるほどなるほど。

 

そのまま背中、腰、頭、首筋ときて、胸元をクンクンクンクン。

 

あー、はいはい。

 

ふわっと鼻腔をくすぐる獣臭。もう10日ぐらい経つから次の休みにはシャンプーしようかなって感じだねー。うーん、犬って感じ。

そしてそこにひっそりと混じり、最後に余韻どころかしっかりと足跡を残していくアンモニア臭。

いやー、これは紛う事なきおしっこの臭い!

ちょっと楓麿さん、臭いですわよ!!

 

そのままお風呂場直行だよねー。

わっしわっしとシャンプーを泡立て、ついでに抜け毛もごっそり取ってやろうと目一杯ガシガシしながら全身くまなくこれでもかってくらいに洗ってやって。

冬じゃないからドライヤーはそこそこでいいかなーと思いつつ、生乾き過ぎてもそれはそれで臭うからってそれなりにふわっとなるくらいまではしっかり乾かして。

さーてシャンプーしてドライヤーして綺麗になったぞー!とケージに戻し、ちょっと目を離して振り返った先にある光景は

 

ウンチを思いっきり踏んづけ歩き回って広げてベッタベタにしている犬一匹。

 

あー!!!!って。

そりゃーもう、悲鳴を上げたくもなりますって。

何でよ!!今洗ったばっかなのに!!どうしてそんな!!!

慌てて捕獲し、そのまま流し台へ直行。

足とおしりだけなら風呂場じゃなくてもいいからって入れたけども、まー、肉球の隙間にみっちり詰まったウンチが出てくる出てくる。

キャーとかワーとか言いながら本日2度目のシャンプーですわよ。なんてこったい。

そして2度目のドライヤー。

暑い。とにかくくそ暑い。楓麿も暑かろうがこっちも汗だくですよ。熱中症になられても困るから冷風と半々くらいにしてるけど、こっちには風来ないからね!!ただただ暑いだけだよね!!

 

そんなこんなしてる間にケージは親が綺麗に掃除してくれて、さーてやっとこれで落ち着くぞーって。

ちょっと早めに帰るとこれだよ。

いやでもここは冷静に考えて、むしろこのシャンプー騒動が早く帰れた日でよかったのだろうか?誰が幸運で誰が不運かは謎だけど。

 

そんなこんなでお疲れモード。

ま、そんなところも可愛いんですけどね。

どんなに疲れてる日でもお世話はさせて頂きますとも。

ただ願わくば、もうちょっと、もうほんのすこーーーしだけ賢くなってこんな手間がかからない子に育ってくれると非常に嬉しいんですけど。

ちょっとおバカでとっても手がかかるこの子の飼い主さんなんで。

愛すべき愚か者との日々は楽じゃないけど幸せでありますのだ。

 

 

休むことも許されず、笑うことは止められて、

はいつくばって、はいつくばって、いったい何を探しているのか。

 

夢の中へ行ってみたいよー。

『それより僕と踊りませんか?』

なんて誘われたら、戸惑いながらもちょっとワクワクして手を取っちゃうと思うんです。

 

頑張って頑張って、いっぱい探したのを知ってて。それを認めたうえで、「それより僕と踊りませんか?」なんだよ。

きっといろんなことが見えなくなってる。休むことなく、笑うことなく、ただただ必死で見つからない何かを探している人にそっと手を差し伸べる。

 

井上陽水の「夢の中へ」の歌詞なんだけどね。

探し物は何ですかー見つけにくい物ですかー

ってフレーズが有名なあの曲。

でもこの曲、最後まで誘うだけなんだよ。

そっと手を差し伸べて、夢の中へ行ってみたいと思いませんか?って問いかけるだけ。

たったそれだけの曲で、その手をどうしたとか、夢の中ってどんなとことか、そういうの一切無いの。

うわー、胡散臭いなーって、ならなくもないんだけど。

でもね、これ、別に夢の中とかどうでもいいのかもしれなくて。

なんなら夢の中なんてのは口から出ただけの空っぽな誘い文句で、実際にはそんなのなんにも無いのかもしれない。

でもそれでいいんだよね。

ひたすらひたすら頑張ってる人に、あなたが頑張ってるのは知ってますよ、だから何も見つからなくても不安に押し潰される事はないですよ、ちょっと違う景色でも見てみませんか、そしたら不意に何かが見つかるかもしれませんよ。って、優しく問いかけてるだけなの。

目の前の、足元の、指先の何かしか見えてない誰かには、きっとその一言が大事で、顔を上げて周りを見た瞬間に世界は少し変わるんだよね。

 

この歌に詳しいわけではないから、どんな意味や想いが込められてるのかは知らないけれど、だけどシンプルな歌詞だからこそ、人それぞれの、自分に合った解釈で受け止めればいいんじゃないかと思う。

俺はただ、頑張ってる人に寄り添う優しい歌だなって思っただけ。

自分が周りが見えなくなってるとき、ふと聞きたくなる曲だなって。

この曲は誰かのために歌いたい曲で、でも自分の為にそっと抱いて生きていきたい曲でもある。

 

『探し物はなんですか。

見つけにくい物ですか。』

 

一番有名なこのフレーズのその先も、もっと知られたらいいのに。

 

ちなみに片想い中の青年が、いつまでも自分に気付かない恋に恋する乙女に「僕と踊りませんか?」って声をかける歌、という解釈も好きです。

オタク魂が震える。

超能力が欲しいと願い続けて幾星霜

 

中二病みたいなタイトルからして、内容もしっかり中二的。

だって超能力、欲しくない?

誰だってもしもこんな力があったらって妄想、一度くらいはするものでしょう。

 

とは言え、どんな能力が欲しいのかってところは人によりけり千差万別なわけだけど。

例えば空を飛ぶ能力も、某龍の球を集める漫画の舞空術のようにその身一つで空を駆けるのか。または天使よろしく背中に翼を生やして大空を羽ばたきたいのか。

ちなみに俺は翼に憧れる舞空術派です。

翼には憧れるの。背中の大きな銀色の翼を広げて、風に包まれながら飛翔する。なんて妄想を何度した事か…。

しかし残念ながら、その妄想はいっつも上手く飛べずに墜落して終わる。

翼を上手に扱えない、風に乗って滑空したり、空中で姿勢を保つのがめちゃくちゃ難しい、何より羽ばたくのめっちゃ疲れる。そりゃもう、3kmくらい走れって言われた方が楽なんじゃないかってくらい疲れる。

そんなわけで、大空を羽ばたくことはできないので、どうせ空飛ぶなら翼は無い方がいいかなぁ、とか。

 

あとオーソドックスな超能力と言えば、やっぱり念動力(サイコキネシス)かな。

いいよね、サイコキネシス。万能感で言えばトップクラスだし、だからこそ多くの人が憧れるような気がする。

そしてこれも、妄想するにはコツがいる。

だってほら、なんせ持ってないですから、サイコキネシス

念じたら瓶の蓋が開くとか、離れたところにある物を引き寄せるとか、あるいは悪人を吹っ飛ばすとか、とかとかとか、色々考えるわけだけど。

これ、どうやって動かしてんの?

そういうの、手でしかやったことないじゃない。いや悪人吹っ飛ばした事はないけども。

だからどうにも、手でやる時の感覚とか力加減とかで考えてしまって、これはつまり念動力ではなく見えない伸縮自在の腕がもう一本あるようなものでは…と、気付いた瞬間エルフェンリート

なんか違う。俺の思ってるサイコキネシストはもっとスマートでクールでスタイリッシュでミステリアスでアンビリーバボーな超能力者である。

なんか、こう、見えない腕がもう一本あるって、野暮ったくない?

何とも言えないコレジャナイ感すごくない?

だからきっと俺には念動力は使えないのだ。

 

そして大本命、精神感応(テレパシー)能力。

相手と声を出さずに会話をしたり、思考を読み取ったりできる人。

いい。これはいい。

妄想に失敗が少ない。とてもスムーズにイメージし、生まれた時から当たり前に扱える能力であるかのように妄想が広がっていく。

もちろん妄想の中で失敗する事もある。

見たくなかった、見ちゃいけなかった相手の脳内とか、あるいは見せたくなかった心の内が通じてしまうとか。

でもそんなの、テレパシストでなくてもあり得る事だから無問題(もーまんたい)!

さらに妄想を広げて、人でなく動物や植物の声を聞けるってのは?会話ができるってのは?

ここでぶつかる最初の問題は、「言語が違うのに通じるのか?」なわけだけど。要は頭の中覗いたって犬語猫語でしか聞こえなかったら意味ねーじゃんってところ。

ふふん、そこは抜かりなく。

精神感応、なので。

言葉を聞き取るだけでなく、そこに込められた感情や意志を読み取る能力なので。

それを必要に応じて脳が自分の理解できる言語に変換する能力なのだとすれば、言葉の壁は無くなるので。

意志あるもの、命あるものならば能力の対象だとすれば、こんな素晴らしい能力は無いのでは!?

飼い犬と仲良くお喋り!なんて!妄想が捗ってしまうじゃない!!

と言うか、こんなにスルスル妄想できてしまうテレパシーこそ、俺に最も向いている能力ではなかろうか。

ほら、パーソナルリアリティーの扉を開けそうじゃん。

でもやり過ぎると能力開花前に精神科通院が待ってる気がするから、やっぱり妄想は妄想なんだけどね。

 

俺が楓麿と会話する日は遠い……でもなんとなく考えてる事はわかる気がするから、テレパスなんか無くてもいいかもしれないけど。

 

可愛さと憎たらしさを振りまく獣の名は。

2019年8月30日生まれのウェルシュ・コーギー・ペンブローク

仰向けであられもない寝姿がチャームポイントの日本男児

その名を楓麿(ふうま)と言う。


出会った瞬間、風のように一直線に疾走する姿が目に浮かんだ。

脇目も振らず、真っ直ぐに駆け抜けていくその様子は忍者のようじゃないか。

そしてこの顔は、この茶色と白の毛並みは、きっと緑が似合う。そう、草原を吹き抜ける風そのもののように。

だから最初に頭に浮かんだのは風魔(忍者)。

そこから字画や字面や響きを考えて、何度か声に出してみて、紙に書いてみて、じっくりと顔を眺めてみて、そうやって直感を優先しながらもあれこれ考えてつけた名前。

楓麿。

いいじゃん。

かっこいいじゃん。

ちょっと可愛いじゃん。

まぁ、字で書く時は面倒だからひらがなにしちゃうんだけど。


そんな楓麿との日常を残したくてインスタとかやってみたけど、結局あんまり更新してなかったりして。

こうやってとりとめもなくつらつらと文章を書く方が向いてるらしい。

そんな気まぐれ日記帳。

気負わず暇な時に書いていこう。